タヌキ(食肉目イヌ科) Nyctereutes procyonoides viverrinus

1999.8月 雨で毛が濡れたタヌキ。

1999.8月 左のタヌキとつがいであると思われる。

1999.8月

1999.11.3

2000.1月 カメラのハウジングについた雨滴を拭くために持っていって忘れてきてしまった雑巾を得意そうにくわえている。右の写真へ。

2000.1月 ストロボが光ってカメラが作動したため、雑巾を放り出しあわてて逃げ出す。雑巾は放り出して残されていた。

2000.10.8  つがいのタヌキ

2001.7.15 疥癬症のため毛の脱落したタヌキ。疥癬症は、ヒゼンダニが原因で接触感染する皮膚病。感染すると、ダニが皮膚の角質層を掘り進み、動物は猛烈なかゆみに襲われ、激しく体を掻いたりこすりつけたりして脱毛を起こす。食欲減退・体力消耗して栄養不良で衰弱する。このタヌキもこの年の冬を無事に越せたか疑問である。2週間後にも同じ場所で疥癬症のタヌキが撮影された。タヌキ以外にも疥癬にかかったイノシシの写真がイノシシのページにあります。

2001.8.22  きれいな夏毛のタヌキ

2003.1.7   深い雪に埋まるようになりながら、エサを求めて歩く。

2004.9.24

雨の中、クリの落果を食べに来たタヌキ

クリの実の食痕。

2006.9.16 20:40

カメラの動作に気付き、注視する。(4枚連続)

標高1400mほどの尾根上の山道。

2006.9.16 20:40

警戒しながらカメラを見る。

2006.9.16 20:40

カメラに接近。

2006.9.16 20:40

カメラをのぞき込む、

タヌキの休息場穴の記録

タヌキの休み場穴に設置したナイトショットビデオカメラの映像です。穴に出入りするタヌキの一家や付近に現れるカモシカ、テンなど様々な動物たちの記録です。動画ばかりのため、全部で2.2MBほどの重いページになっていますのであらかじめご了解ください。こちらからお入りください。

{番外編}多摩川中流域のタヌキ

奥多摩ではありませんが、多摩川中流域(東京都日野市)の河川敷に生息するニホンイタチとタヌキを番外編としてご紹介します。

多摩川の河川敷には増水時にできた水たまりが池になって残っている場所(ワンド、たまり)があります。今回観察をおこなったワンドにはアメリカザリガニが多数生息しており、コサギやアオサギ・ダイサギがザリガニを食べにやってきています。(コサギのザリガニハンティングの様子はこちらから。QuickTimeが必要です)また、周辺のススキ原には、アカネズミなどのネズミ類が多数生息しています。ワンドの周辺に自動撮影カメラを設置したところ、タヌキが生息していることが確認できました。また、付近には、タヌキの足跡、糞、食痕などのフィールドサインが残されていました。

2004.1.26 2:18 ホンドタヌキ

池周辺のけもの道にカメラを設置したところ、タヌキが通りかかった。

2004.2.11 4:07

左とは少し離れた場所の池の縁のカメラにもタヌキが写った。

タヌキが写った場所のすぐ近くで、タヌキのため糞が見つかった。このあたりでタヌキの一家が生活しているようである。

池の縁の泥の上に残されたタヌキの足跡

ネコの足跡に似ているが、少し大きく爪痕が残る。

INDEXへ戻る