ハクビシン(食肉目ジャコウネコ科) Paguma larvata

このページの他にも、2004年春に撮影したシカの死体に集まる動物たちの記録のページに、シカの死体を食べにやって来て執拗に臭いづけ行動をするハクビシンの映像・写真を載せているのでご覧ください。

1999.4.3 20:41 カメラを警戒している。

後ろに見えるのは、赤外線ビーム式のセンサー。

1999.12月

2001.6.19 カスミザクラのサクランボを食べに登る。

2001.6.21 この木にはテンも現れた。

2001.6月 食べ終わって下りるところ。後ろ足の爪をかけてストッパーにしている。

2001.6月

2002.8.10 ウワミズザクラの実を食べに登る。

前足を広げて幹に爪をかけて体重を支えながら、後ろ両足をそろえて蹴り上がるようにして登る。動画はこちらから(1.4MB)。

2002.6.30 ヤマグワの木で実を採食する。

南米のオマキザルほどのレベルではないが、尾の先を曲げて枝にかけて支えにしている様子がわかる。(画面右側)この木には、他にもテン、ニホンザルが採食に訪れた。動画はこちらから(1.5MB)。

2003.5.11 1:55 

尾の根本が意外に太いことがわかる。

2003.7.16 ハクビシン

つがいであろうか。

2004.6.8 3:34

ヤマザクラの木に登るハクビシン。

2004.7.16 

ハクビシンがやって来てカメラをのぞき込む。カメラの動作音か赤外光に興味を示したようである。動画はこちらから。

林道沿いにはえているヤマグワの木

ヤマグワの実。赤い実はまだ酸っぱいが、黒い実は完熟していて甘い。

2004.6.14 

実を食べてヤマグワの木から下りるハクビシン

まっすぐな幹も頭を下にして降りる。

2004.6.21 ハクビシン 

2004.6.22 

実を食べてヤマグワの木から下りるハクビシン

2004.6.24 ハクビシン

2004.6.27 

ヤマグワの木に登ろうとするハクビシン

ストロボで目が光っている。ハクビシンなどの夜行性動物は、眼の網膜下層の組織に「タペタム」(あるいは輝膜)という反射層があり、そこで光を反射しながら眼球の中で光を増幅している。ニホンザルなど昼行性動物ではタペタムはないので、目は光らない。

2004.6.30 ハクビシン

2004.6.8 3:34

サクランボを食べにヤマザクラの木に登るハクビシン。

ヤマザクラの実(サクランボ)

この実を食べに、ハクビシンの他、テン、クマ、サルなど多くの動物が集まる。

2004.7.22 23:19

ウワミズザクラの木にハクビシンが登る。

ウワミズザクラはヤマザクラより少し小振りなサクランボが房状になる。

2004.7.22 23:29

23:19に登ったハクビシンが、10分ほどで下りてきた。

2004.8.3 2:20

再び、ウワミズザクラにハクビシンが登る。

2004.8.3 2:38

18分たって、下りてくるハクビシン。

サルナシの実。左は動物による食痕。皮を残して中身だけをしゃぶり取っているようである。この実も、ハクビシンの大好物である。

サルナシは、ツル性の木本で、別の高い木にからみつく。

2004.10.19 4:32 ハクビシン

サルナシのツルを登る。サルナシがからみついている木は、カバノキ科。

2004.8.30

雨の中、サルナシのツルを登るハクビシン

2004.9.9 ハクビシン

2004.9.11 連日、サルナシの実を食べに登る。

2005.7.8 ハクビシン

オオヤマザクラの木から下りようとしている。

ウラジロノキの実

食べてみると、梨に近い味である。

2005.11.30 ハクビシン

標高1000mほどのウラジロノキに設置した自動撮影カメラに、実を食べに登るハクビシンが写りました

一時、SARSコロナウイルスの保有主として疑われたが、最近の研究で、中国に生息する一部のコウモリがウイルスの保有主であることがわかり、ハクビシンへの濡れ衣は晴れました。

2006年6月28日

標高1400mほどのカスミザクラの木に設置した自動撮影カメラによる写真です。

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