ネズミがやってきて、ヤマザクラの種をくわえて運んでいく。

ヤマザクラの種を、左上方に運んでいっては、土の隙間に埋めている。最後に、隠した場所の上に落ち葉をかけて隠している。貯食されたサクラ種子の中には、そのまま忘れられて、食べられることなく発芽するものもあると考えられる。クマ、ネズミを媒介として、ヤマザクラの種子散布・分布拡大がおこなわれている。

ツキノワグマがやってきて、カメラにのしかかり倒してしまった。カメラの動作音が気になるのか、この後も５分あまりの間、カメラをいたぶり続け、結局、カメラの一部が壊れてしまった。

このところ、設置しているカメラ・ビデオカメラがクマによって落とされたり倒されたりすることが続いている。