2010年の写真・映像 このページでは、2010年に撮影した写真・映像をご紹介しています。後ろの方ほど、古いデータになります。動画をご覧になるには、Apple Computer社のQuickTimeが必要です。
(Windows版のQuickTimeもありますので、Windowsパソコンの方もインストールすれば動画もご覧になれます。)
標高950mほどのスギの植林地に設置したカメラによる映像写真です。付近にはクマ剥ぎにあったスギがたくさんあります。動画はこちらからご覧ください。
2010.7.29 21:30 立派な体躯のクマが歩いていく。 |
2010.8.1 18:46 タヌキが歩き回り、地上で何かを見つけくわえていく。 |
2010.8.1 19:26 親2頭と子ども1頭のタヌキの一家。 |
2010.8.4 12:20 母グマと当年仔の2頭が歩いていく。 |
カヤの木の根を掘った跡があったのでカメラを設置したところ、イノシシが根を掘り出し食べる様子が撮影されました。動画はこちらからご覧ください。
カヤの木の周りが掘られている。 |
根が掘り出されて、ちぎれた根も落ちている。 |
2010.7.18 シカは何の関心も示さず通過。 |
2010.7.23 サルも何の関心も示さず通過。 |
2010.8.8 21:41 イノシシが現れた。 |
2010.8.8 21:41 鼻先で木の周りを掘る。 |
2010.8.8 21:52 深く掘り進む。 |
2010.8.8 22:03 根をくわえて引っ張る。 |
2010.8.8 22:03 根をくわえている。 |
2010.8.8 22:06 また根をくわえている。 |
2010.8.8 22:07 執拗に根を掘る。 以前、カヤノキがイノシシに周りを全周掘られて、結局、倒れてしまったのを目撃したことがあるが、イノシシはカヤが相当好きなようである。 |
標高1300mほどの尾根筋に設置したカメラによって撮影された大きなクマの連続写真です。
写真の人物は身長168cm、体重69kgなので、クマと比較してみてください。
2010.7.12 6:10(1秒間隔) 体高が人間の腰位まであり体重も90kgはあると思われる堂々たる体躯のクマである。お腹や後ろ足の太もももたぷんたぷんした感じで、この時期としては太っている。 |
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両足を広げたまま10秒近く座り込む。 |
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立ち上がる。 |
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歩き去った。 |
標高950mほどの雑木林の中のミズナラの巨木の樹洞に設置したカメラの写真をご覧ください。クマが時々現れ中をのぞき込み、8月4日には樹洞の中に登る様子が撮影されました。カマドウマなどの虫を補食していたのではないかと思われます。樹洞は、標高950mほどのミズナラの大木にできたもので、開口部の高さが1mくらい(下写真黄色折り尺)、樹洞の内部の空洞の高さは3m位あるものです。2007〜2008年に樹洞の中に設置したカメラに中に入り込み食べ物を探しているクマの映像が撮影された樹洞です。2007〜2008年の映像写真はこちらから。
2010.6.12 15:09:59 クマが現れ、一目散に樹洞に向かう。 |
2010.6.12 15:10:01 |
2010.6.12 15:10:02 まず、樹洞の中の上の方を見る。 |
2010.6.12 15:10:04 |
2010.6.12 15:10:05 |
2010.6.12 15:10:17 樹洞の下の堆積物を確かめる。 |
2010.6.12 15:10:19 |
2010.6.12 15:10:20 |
2010.6.12 15:10:22 一歩、足を踏み入れて中を確かめる。 |
2010.6.12 15:10:24 再び中を見上げる。 |
2010.6.12 15:10:30 目当てのものがなかったのか、40秒位で立ち去る。 |
2010.6.12 15:10:40 2007年に樹洞の中にカメラを入れて撮影した時には、樹洞の中のカマドウマや底の堆積物の中の昆虫などを探しているようであった。まだ時期が早く、そうした食べ物になる昆虫類がいなかったのですぐ立ち去ったのであろう。 |
2010.6.12 15:10:42 |
2010.6.12 15:10:43 |
2010.6.12 15:10:44 |
2010.6.13 22:29 アナグマ通過 |
2010.7.4 22:47 イノシシ通過 |
2010.7.9 0:29 雄シカ(袋角)通過 |
2010.7.15 13:13 テンが樹洞の堆積物を探る。 |
2010.7.16 11:40:16 一ヶ月ぶり位にクマが現れる。 (この後10秒間隔で撮影) |
2010.7.16 11:40:26 樹洞の堆積物を探る。 |
2010.7.16 11:40:36 |
2010.7.16 11:40:46 立ち去る |
2010.8.4 6:19:59 クマが樹洞内に入って立ち上がって登ろうとしている。(後ろ足の裏が見えている) |
2010.8.4 6:20:09(10秒間隔で撮影) 樹洞内を登っていて見えない。 |
2010.8.4 6:20:19 樹洞内を登っていて見えない。 |
2010.8.4 6:20:29 かろうじてお尻が見えている。 |
2010.8.4 6:20:39 かろうじてお尻が見えている。 |
2010.8.4 6:20:49 下りてきてお尻を着いて座っている。 |
2010.8.4 6:20:59 下りてきてお尻を着いて座っている。 |
2010.8.4 6:21:09 うつむいている。 |
2010.8.4 6:21:19 |
2010.8.4 6:21:29 お尻を上げて後退。 |
2010.8.4 6:21:32 立ち去る。 クマは毎年この時期に樹洞の中を探ったり登っている。おそらく、カマドウマなど樹洞内の虫を捕食しにやってきているのであろう。2007〜2008年の映像写真はこちらから。 |
標高950mほどのヤマザクラの木にクマが登り下りしました。
動画映像はこちらから。(ファイルサイズがおおきくなります)
身長167cm、体重69kgの人間 |
2010.6.19 13:37 クマがヤマザクラの木に登り始める |
前足で木を抱え込み後ろ足で蹴って登る。 |
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視界から消えた。 |
サクランボのなりが良くなかったのか、6〜7秒後におりてくる。 |
後ろ足を滑らせながらおりてくる。 |
近づいてくる地面を確認する。 |
着地 |
歩き去る。 |
2010.6.20 15:54 翌日、クマが再び現れ歩いていく。前日のクマと同一かは不明であるが、同じ位の大きさである。 |
2010.4.28 15:08 ヤマドリ(雄) |
2010.6.20 8:47 クマが歩いていく。 |
2010.6.22 14:52 2頭のハクビシンが一目散に歩いていく。 |
2010.6.25 21:38 ハクビシンが6.22とは逆コースで歩いてくる。 |
2010.6.26 12:25 雄の離れザルであろうか。 |
2010.6.28 17:07 ハクビシンがヤマザクラの木に登る。 |
2010.6.29 3:32 クマが、地面をあさりながら歩く。 |
2010.7.02 5:53 サルの群れ。母子が寄り添う。 |
標高1350mほどの尾根北側のタワ地にできた水溜まりにビデオカメラを設置しました。梅雨など雨が多い時期には水溜まりになり、日照りが続くと干上がってしまう場所です。今年もヒキガエルが産卵に訪れ、ヒキガエルを捕食するタヌキ、卵を食べるアナグマの映像が撮影されました。その後、クマが現れ、水溜まりの臭いを嗅いで探索しましたが、結局何も食べずに立ち去りました。
2010年5月6日5時2分 テンが水を飲んでいる。動画映像はファイルサイズが大きいため、こちらからご覧ください。 |
2010年5月8日22時39分 イノシシ その1 水溜まりにイノシシが3頭集まってきた。動画映像はファイルサイズが大きいため、こちらからご覧ください。 |
2010年5月8日22時39分 イノシシ その2 うちの1頭は乳腺が張り、背中前半分に、たてがみのような毛がある。動画映像はファイルサイズが大きいため、こちらからご覧ください。 |
2010.5.10 0:31 アナグマ 水溜まりの様子を探りながら通過する。 |
2010.5.22 3:02 アナグマがカエルの卵を食べる。動画はこちらから。 |
2010.5.23 0:40 タヌキがヒキガエルをつかまえて食べる。動画はこちらから。 |
2010.5.25 21:54 アナグマが卵を食べる。動画はこちらから。 |
2010.5.27 22:24 タヌキが水溜まりの様子を探って立ち去る。 |
2010.6.1 3:29 アナグマが水溜まりの様子を探って立ち去る。 |
2010.6.3 21:45 アナグマが水溜まりの様子を探って立ち去る。 |
2010.6.5 10:45 タヌキ通過 |
2010.6.6 生き残っていたヒキガエルのオタマジャクシ |
2010.6.8 13:54 クマが歩き回り水溜まりに入って臭いを嗅ぐが立ち去る。動画映像はこちらから。 |
2010.6.10 03:01 テン |
2010.6.26 04:31 カモシカ |
2010.7.04 18:39 クマが現れ、水溜まりの臭いを嗅いで立ち去る。 |
2010年4月18日から標高1300mほどの尾根筋に設置したカメラによって撮影された動物たちをご紹介します。この場所は、仕事道が尾根道をトラバースして横切っており、多くの動物が通過する場所です。今後1年間継続して、この場所で定点撮影されたヒト以外の動物を全てご紹介していきますのでご覧ください。ファイルサイズが大きいのでこちらの別ページをご覧ください。
標高800mほどのスギ林の中にある竹林(下の写真の真ん中下に見える)内の2カ所に、3月21日から5月2日までの間、カメラを設置しました。夜な夜な、イノシシやシカが現れ、タケノコを掘りだして採食するイノシシ、食べ物を求めて歩き回るシカなどが映りました。動画映像はファイルサイズが大きい(47MB)ため別のページに載せましたのでそちらをご覧ください。
急斜面のスギ林の中の竹林。20mほど上方に、昔の家の跡の石積みがあるので、その家の住人が昔植えたものが、スギの植林後も残ってきたと思われる。 |
竹林の景観 |
節の輪が一重なのでモウソウチクではないかと思われる。(あまり確信がないので、以下の葉や枝、根の写真を見て種の同定ができる方はぜひ教えてください) |
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カメラはほぼ同じ標高の20mほど離れた場所に設置した。竹林の中心部に置いたカメラの写真。
2010.3.22 00:57 一尖(棒角)の雄シカが、地面に鼻をつけて臭いを嗅ぎながら歩いている。カメラの赤外光にも気づいている。 |
2010.3.30 11:10 シカ |
2010.3.31 21:38 その1 地面に鼻先を突っ込んだ後、顔を上げカメラを警戒している。竹の葉が鼻先に乗っている。 |
2010.3.31 21:38 その2 長い吻(鼻先)を地面に突っ込んでタケノコを探す。20cm位は突っ込んでいる。 |
2010.4.3 23:24 イノシシ |
2010.4.6 00:46 シカ |
2010.4.7 7:57 一尖(棒角)雄シカ シカは、地面に鼻をつけるところまではしても、鼻を地面の下にまで突っ込むことはほとんどしないので、タケノコを掘り当てることは困難なようである。それでもシカが頻繁に現れているのは、夜の間にイノシシが食い散らかしたタケノコのカケラをおこぼれ頂戴しているのかもしれない。 |
2010.4.15 23:17 イノシシ 鼻先を突っ込んでタケノコを探している。 |
2010.4.21 23:23 シカ |
2010.4.26 3:10 イノシシ 鼻先を突っ込んでタケノコを探している。 |
2010.4.27 23:37 イノシシ ジグザグに歩きながら、鼻先を突っ込んでタケノコを探している。 |
2010.4.29 23:37 イノシシ 鼻先を突っ込んでタケノコを探している。 |
2010.4.30 02:33 イノシシ 掘り出したタケノコをくわえて歩く。 標高1300mの雑木林で4月17日に撮影された痩せたイノシシとは異なり、パンパンに張りきった体をしている。 |
2010.4.30 23:05 イノシシ 昨晩タケノコを掘り出した場所をまた探る。 |
2010.4.30 23:17 シカ |
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竹林の周縁に近い場所に設置したカメラの写真。
2010.3.22 7:24 シカ |
2010.3.24 2:10 イノシシ |
2010.3.24 12:51 一尖(棒角)の雄シカ |
2010.3.25 11:14 遅い雪の中を歩くシカ |
2010.3.27 6:48 雌シカ |
2010.3.29 6:44 雌シカ |
2010.3.30 10:51 一尖(棒角)の雄シカ |
2010.4.2 17:19 シカ |
2010.4.2 21:24 イノシシ |
2010.4.3 15:18 4尖の雄シカ |
2010.4.5 22:24 シカ このシカの通過後4時間後にイノシシがタケノコを掘り当てる場所の近くを通るが、タケノコには気づかなかった。 |
2010.4.6 2:10 イノシシ 4時間前にシカが通った場所の近くで、タケノコを掘り当てて食べている。イノシシとシカの、タケノコを探す能力の差は歴然である。 |
2010.4.6 3:55 シカ |
2010.4.7 0:36 イノシシ |
2010.4.7 0:37 イノシシ |
2010.4.13 シカ |
2010.4.15 22:24 イノシシ |
2010.4.18 0:32 イノシシ |
2010.4.18 15:46 シカ2頭 |
2010.4.18 17:39 シカ |
2010.4.19 6:33 一尖(棒角)の雄シカが地面の臭いを探りながら歩く。 |
2010.4.19 15:21 シカ |
2010.4.19 15:53 シカ |
2010.4.19 15:56 サルが早足で通過 |
2010.4.20 シカ |
カメラのメモリーがいっぱいになってしまい、
これ以降は撮影できなかった、、、、 |
標高1300mほどの雑木林の窪地に設置したビデオに、季節はずれの大雪の中を歩くイノシシが映りました。
2010.4.17 15:46 2頭のイノシシが、鼻で食べ物の臭いを探りながら雪の上を歩いてきた。この冬は雪で地上が覆われてしまうことが多く、エサを探すのにも苦労していたのであろうか、痩せていて毛並みも良くない。2頭の関係はは姉妹か母娘であろうか、不明。2頭目は、水溜まりの水を一瞬すする。 |
付近の雑木林の雪上に、イノシシの昨日の堀跡が残る。(4月18日)
ミズナラの木の周辺が特に掘られており、嗅覚の敏感なイノシシが、雪の下のドングリを探して掘りまくっていたと思われる。 イノシシがドングリを探して鼻先で掘りながら歩く様子は、イノシシのページの2002.7.27の写真・映像をご覧ください。 |
昨秋のミズナラはまずまずの豊作で、ネズミなどの被食をまだ受けていないドングリが、春になっても地上に落ちている。こうしたドングリは、冬の間のイノシシやネズミ、春先に冬眠からさめて動き出すクマの貴重な食料となっている。 |
発芽しているドングリも多い。 |
標高1100mほどのスギ林内にあるタヌキのねぐら穴に設置したビデオの映像です。
2010.1.3 22:10
ねぐら穴から2頭のタヌキが出てきた。(2頭の関係は不明)
2頭とも、しきりに体をふるっている。