ニホンザル(霊長目オナガザル科) Macaca fuscata

奥多摩のニホンザルの生態などの詳細については、東京の野生ニホンザル観察会のホームページ「東京のサル」をご覧ください。

2000.9.17  真っ赤な陰嚢が見えるオス。

2000.10.8

2000.10.8 母子ザル

2000.10.8  母親の後を追いかけるように通過する子ザル。

2000.10.8 オスザル 陰嚢が赤く目立つ。

2000.11.27

2001.5月 母子ザル。

2001.8.26  母子ザル。子供を胸にぶら下げたまま歩いている。

2001.9.7  横向きに設置したカメラの向きを変えてのぞき込む。

2001.9.17 何をくわえているのか不明。

2001.9.18 若いサル。

2001.9.25

2001.11.8

2002.8.31 イガグリのついた小枝をくわえて、クリの木から下りる。

2002.4.29 林道の側壁のコンクリートタイル壁に執拗にへばりついて何かをなめているサル。群れのうち何頭かのサルが移動しながら、壁にへばりついていた。

左の写真のコンクリ壁を見ると、タイルの継ぎ目のコンクリートから塩が浮き出しており、この塩をなめていたことがわかった。カモシカやシカでも同様の行動が観察されている。浮き出している塩はエフロレッセンス(白華)と呼ばれ、コンクリート中の可溶性物質等が、水分とともに貫通したひび割れを通ってコンクリート表面に移動し、水分の蒸発や空気中の炭酸ガスとの反応によって析出したものである。エフロレッセンスの成分は、水酸化カルシウムやこれが炭酸ガスと反応した炭酸カルシウムなどである。

サルやシカによる農作物の食害を防ぐために、畑のまわりに設置された電気柵。

電波発信機つきの首輪をしているサル。奥多摩では、サルによる農作物などの食害を防ぐため、群れのメスザルを一旦捕獲して発信器をつけて放し、群れの行動を把握して、集落や畑等に近づくと先回りして追い払うという「奥多摩方式」を、1997年からおこなって一定の成果を上げている。

2002.6.19 ヤマグワの木に桑の実を食べに来たサル。両手を使って巧みに食べ、利き腕を持たないことがわかる。この木には、サル群の他、連日、テン、ハクビシンが訪れた。動画はこちらから(890KB)。

2002.6.19 ビデオカメラに興味を持って、のぞき込む若いサル。動画はこちらから(420KB)。

2003.9.15 10:43

ブナの木を見上げるサル。この年、このブナの木は豊作で、小粒ながらもたくさんのブナの実がついていた。この後、サルの群れがこの木にやってきたので、このサルは、実のなり具合を偵察に来たのであろうか。動画はこちらから

2003.9.15 12:56

他のサルが木の上から落とした枝に着いた実を採食するサル。これ以後、このブナの木は、サルの群が独占状態であった。バッテリー交換のために接近した時、オスザルに威嚇された。動画はこちらから

2003.9.19 12:46

この間、この太いブナの木の幹を直接登るサルは一度も撮影されていない。そばの細い木を登ってから枝づたいにブナの木に登っているようである。鋭いかぎ爪を持たないサルは、平滑なブナの樹皮は登りにくいのだろうか。動画はこちらから

サルの群が採食していたブナの大木。濃い緑茶色が、サルが折って落とした小枝。クマによる枝折りより細かい枝折りで、棚状にはならないので区別ができる。

ブナの木の下には、サルが落としたブナの小枝が散乱している。

サルによるブナの実の食痕。

ブナの実の付いた小枝。

ブナの実。冷夏であったが、木によっては、小粒ながらも、結構たくさんのブナの実がなった。

ミズナラのドングリとイガグリ

豊作の年であれば、この時期、樹上からバラバラとドングリが落ちてきて危ないぐらいであるが、カメラをおいている山域では、今年は非常になりが良くない。たまに落ちているものも、大きさは豊作年の半分くらいしかない。クリも不作である。

2003.9.19 7:24

クマが現れたが、もう食べられる実があまりないと判断したのか、サルの群の存在を感じてプレッシャーを感じたのか、この木には登ることなく立ち去った。動画はこちらから

2003.11.25  

集落近くの柿の木に、サルの群が連日訪れて柿の実を採食している。

2003.12.3  サルも木からスベル、、、、

サルが柿の木に登ろうとするが、すべってしまう。

動画はこちら

林道沿いにはえているヤマグワの木

ヤマグワの実。赤い実はまだ酸っぱいが、黒い実は完熟していて甘い。

2004.6.15 

ヤマグワの木に、実を食べに登るサル

2004.6.18 サル 

夜明け直前、朝一番でヤマグワに登る。雄であろうか体が大きい。

2004.6.18 サル

見上げて、実がたくさん着いている枝を確認する。

2004.6.15 ヤマグワの木にサルの群れが登る。

2004.6.26 サル

上と同じヤマグワの木に下向きにカメラを設置した。子ザルが登る。

2004.7.1 サル

朝一番で登る大人のサル。首に電波発信器をつけている。

奥多摩では、サルによる農作物などの食害を防ぐため、群れのメスザルを一旦捕獲して発信器をつけて放し、群れの行動を把握して、集落や畑等に近づくと先回りして追い払うという「奥多摩方式」を、1997年からおこなって一定の成果を上げている。このサルがつけている発信器がこうした食害防除用のものか生態調査用のものかは不明である。

サルナシの実。左は動物による食痕。皮を残して中身だけをしゃぶり取っているようである。サルナシもサルの大好物である。

2004.9.18

サルナシのツルを登るサル

2004.10.15 12:27 サル

上の写真と同じ木に少し上向きにカメラを設置した。

2004.10.15 14:41 サル

サルによるクリの実の食痕。いがを割り、皮を剥いて食べている。

2004.9.25

クリの落果を探すサル

2004.9.25

2004.9.27

2004.9.27

クリの落果を口に運ぶサル

2004.9.18

クリの大木の左側の低木にサルの子供がぶら下がっている。

満開のイヌブナの花。雄花序が垂れ下がっている。

奥多摩では、2005年の春、イヌブナの花が2000年春以来の満開でした。

イヌブナの雄花と雌花

花期が終わり、落花した雄花序。

イヌブナは、ブナより樹肌が黒っぽく幹が株立ちする。

8月に入って、順調に結実してきている。2005年秋は、イヌブナの実が大豊作になりました。

結実して充実した実。(8月30日)

イヌブナの実は、三角錐型をした実が2つずつ着く。

イヌブナの木に登るサル。

子供をお尻に乗せたメスザルもやってきた。(左下)

また1頭やってきた。

2005.8.20 17:41 次々に木から下りるサル

2005.8.21 6:57

サルの群れが現れた。2頭の子猿が追いあってイヌブナの木を登る。動画はこちらから。

2006年6月26日

子連れのサルがカスミザクラの木を登る。

ヤマボウシの実 酸味はなく、ややぼけた感じの甘みがある。2005年夏、1ヶ月以上に渡ってサルが訪れた。

2005.8.20

ヤマボウシの木にニホンザルが登る。

2005.9.8

2005.9.21

2005.10.15 9:42

標高1520mほどのクリの木に設置したカメラにサルが写りました。

標高1250m位のムラサキシキブの木にカメラを設置したところ、実を食べるサルが写りました。

枝先には鮮やかな紫色の実がたくさん着いている。

2005.11.20 実を食べに登るサル

細い枝に乗りながら実を食べ続ける。

食べ終わり下りてくる。

ネズミを想定して設置した接写カメラに写るサル

登ろうとしているサル

標高1150mほどの林道近くのマメガキの木にビデオカメラを設置したところ、サルの群れが写りました。(動画はこちらからご覧ください。ファイルサイズが大きいのでご注意ください。)マメガキは元々はカキ渋の採取用に植えられたものと思われます。ナイトショットモードで撮影しているため、モノクロです。

枝先のまめがきの実。初冬の冷え込みで渋が抜けて甘くなってきている。

大きさは2〜3cmくらいである。

2005.11.13 9:13 サルの母仔 

子供を胸に抱えながら、柿の木に飛びつこうとしている。子供は、母親の乳首をくわえているように見える。

2005.11.13 10:15

群れの仲間が落とした枝のカキを食べるサル

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